月経周期の乱れには、低用量ピルが効果的

低用量ピルはもともとは避妊のために開発されたものですが、現在では生理痛を楽にし、体調とメンタル面を安定させ、肌をきれいにするという効果もあり、多くの女性に使用されているものです。
低用量ピルには、エストロゲンとプロゲステロンという二つの女性ホルモンが、バランスよく配合されています。
低用量とは、ホルモン量がとても少ないという意味で、安全性も確立されているものです。
毎日同じ時間に1錠を服用することで、女性ホルモンのバランスが安定し、月経周期の乱れや、月経前症候群のような症状も解消することができます。この間排卵は休止しているので、特別な大きな病気がなければ、誰でも安心して飲める薬です。

日本女性のピル利用率は、4~5パーセントと言われるほど、欧米などの先進国に比べて少ないのが現状です。
確実な避妊のためというよりも、生理痛の改善や子宮内膜症の治療薬として利用されるケースが多い低用量ピルですが、ニキビの治療やプレ更年期症状の緩和などにも効果的に使用されています。
そのほかにも、月経周期を調整することもできます。ピルを服用すると、月経周期が整うので、生理が乱れる生理不順の方には効果的な薬です。消退出血が規則的に起きることで、予定が立ちやすくなし、社会生活に好影響をもたらします。
生理不順とは、生理周期が一般的な25~38日程度、生理日数が3~10日の範囲を超える場合をいいます。
月経周期の乱れは、ストレスや無理なダイエット、卵巣機能の低下による女性ホルモン不足が原因とされています。

デメリットとしては、ホルモンに敏感な人にとっては、飲み始めに吐き気や頭痛、むくみが出ることがあります。ただホルモン量や種類が変わると、飲める場合もあるので、別のピルを試すのも一つの方法です。

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